入園をご希望の方へ
こども園で過ごす時間は特別なものではありません。朝夕のご挨拶や食事のご挨拶、洋服の脱ぎ着やお手洗いなどに始まり、家庭での生活と大きくかけ離れることのない時間を積み重ねます。お友達が居て、その中で学ぶことも大切にし、日々の成長に寄り添いたいと思っています。
基本情報
- 開園時間
- 午前7時30分~午後7時00分
- 定員
- 1号認定児〔計20人〕・2号3号認定児〔計50人〕
- 対象児
- 2ヶ月児~就学前
- その他事業
- 延長保育/障害児保育/一時預かり(1号認定児)/地域子育て支援拠点事業
こども園の理念
出会いのひとつひとつを絆に紡ぎ、自己を高め、共に生きようとする子どもの生育を尊重することから始めます。そして、唯一無二の「生命」を輝いて生きて欲しいと、願っています。
給食について
新鮮・安全、おいしい・楽しい
さらの給食はいつもそうでありたいと思っています。旬の食材を、可能な限り地産地消で。添加物や保存料は限り無くなくす。素材を最大限に生かし、味付けはたっぷりとった魚や野菜のだし。特に、お米は契約農家さんの有機栽培。化学肥料を使わず、消毒をしない。だからこそまれに虫食い跡もありますが、子ども達の食べっぷりを見れば、何が大切なのかが分かります。
「さくらんぼ農園」から学ぶこと
ここでは皆それぞれが生産者。「さくらんぼ農園」で自分達が食べる野菜を作ります。5月のグリーンピースに始まり、7月とうもろこし、8月すいか、9月さつまいもの「なると金時」、10月枝豆、寒くなったら蕪や大根。自分で植えて、育てて、食べる。一番身近な地産地消を子ども達が実践しています。
野菜や穀物は育つ土地の気候や土壌をそのままに写し取り、魚もまた海や山の栄養を純粋に吸収し、私たちに伝えてくれます。食べたもの全てがその体を造っているのは、食材も私たちも同じこと。「食」がそのまま、「自分」になります。
だからこそ、「何を食べるか」だけでなく「いかに食べるか」も大切にします。年齢に応じた調理方法で、3歳児からはなるべく食材本来の形が意識できるように、魚の危険な小骨以外は残します。「どうやって食べるの?」と、保育士と一緒に考えながら、少しずつ上手に食べられるようになります。また風雪の節分の頃には、園庭でいわしの一夜干しをそれぞれに炭火焼き。「このまま外で給食する!」そんなこともあります。こんなふうにさらの給食は、いつも新鮮・安全で、おいしく・楽しく、「いただきます」。
私たち認定こども園さらの職員は、遠い未来の子ども達へと受け継がれていく、「大切な命」である目の前の子ども達を、今ここで私達が授けうる限りの心と体の栄養と共に、近い未来へと送り出したいと考えます。
食物アレルギーがある場合は、医師の指示書に基づき除去や代替での給食を作ります。お子様の安全のため、アレルギーの可能性がある場合は病院受診をお願いします。